黒頭峰〜夏栗山〜〔051〕三尾山

2007年02月24日



兵庫県篠山市
兵庫100山に戻る
  ”三尾山”は兵庫50山の完登を目指している時に舞鶴自動車道を潜った中山集落側から登ったが、
今回は違う登山道を歩きたく、佐仲峠から登ることにした。 同じ山を複数回登るのも面白くないので
黒頭峰と夏栗山を組合せる。
Road Mapワカサギ釣りで賑わっている佐仲ダム湖から林道に入る。
Route Map:佐仲峠を基点に黒頭峰、夏栗山を登り、折り返して三尾山に登る。
舗装路終点の標識。 ”三尾山”まで1.4kmの表示があるが、
これは ”三尾三山”の内、一番遠くの山を指している様だ。
佐仲ダム湖からの林道は舗装が終わるとそれ以上は車で走れなくなる。舗装路終点には駐車スペースは無く、1台がやっとのスペースに車を停め、10時50分に出発する。
舗装路が終わってからは穏やかな歩き易い林道となり、
周辺は雑木林であり、左側は水の少ない沢があった。
林道歩き9分程で佐仲峠に着く。 左に曲がれば ”黒頭峰”、
右に曲がれば ”三尾山” まずは ”黒頭峰”に向う。
”佐仲峠”の標高は440mであり、標高621mの
”黒頭峰”までは標高差は181mしかない。
佐仲峠にあった地図の切抜きであるが、”三尾山への道は険しく熟練者向きです。”が気になった。 単なるハイキングコースに熟練者も糞もあったものではないと思うが・・・
”夏栗山”への途中から ”黒頭峰”を振返り見る。 山頂から展望が得られなかったのが信じられない程ピラミダルな山容であり、急登振りは頷ける。
急登をこなして36分で ”黒頭峰”(621m)に着く。
山頂らしさはなく展望は全く利かない。 ”奥坪山”の表示があったので行ってみるが、どんどん下るだけなので途中で引き返し、”夏栗山”に180°進路を変える。
”夏栗山”の展望台から見た南面の景色。 弥十郎ヶ嶽、白髪岳、西光寺山等が
見えているはずであるが、同定をする能力と気力は持ち合せていない。
尾根筋の端に展望の良い岩があった。 見えているのは春日町の平野部。
佐仲峠から ”三尾山”への道は相当急登であり、尾根筋まで登れば
”三尾山”の岩峰が見える様になる。 少し下ってから山頂へ登り返す。
”三尾三山”の内、”西三尾”、”前三尾”が残っているが、前回、
歩いているので今回は見送ることにして下山する。 特に ”西三尾”
は全然展望が無かったので行く気はしない。
2時間17分で ”三尾三山”の”最高峰”(586m)に着く。
山頂からは360゚の展望が得られ近隣の山々が全て見えていた。
全行程2時間45分で三尾山を終える。周辺の山で三尾山が一番標高が低いのに兵庫50山に選ばれた理由が良く判った。 やはり山の値打ちは標高より展望であると実感する。
もう記憶が薄れてきたが'01年05月に中山側から登った ”三尾山”。

くろずほう 621m

なつくりやま 600m

みつおさん 586m

舗装路終点〜佐仲峠:9分
佐仲峠〜黒頭峰:27分
佐仲峠からは雑木林の雰囲気の良い穏やかな道が続き、途中に夏栗山への分岐があった。
山頂直下附近からやたら急斜面となりステップの全く無い直登となる。
黒頭峰〜夏栗山:27分
  ”黒頭峰”からの下りは相当急斜面でしかもヒノキの植林なので面白さがない。 鞍部まで下りてしまうと穏やかな道となり、登り返して ”夏栗山”に至る。 山頂には展望台があり南面の展望は
すこぶる良かった。
ここで景色を眺めながらお昼とする。
栗夏山〜佐仲峠:35分
  分岐から峠に向っていくと沢に入り登山道を見失う。 適当に歩き尾根に登ると登りに通った登山道に出た。
佐仲峠〜三尾山:18分
  峠から穏やかな登りで始まるが、途中からは黒頭峰と同じくステップの無い直登の激登となる。
兵庫100山』  
'14 11/19のリニューアル時に追加した写真なので、どこからどこを
撮った写真なのか判らない。 近々登り直して調べて来ます。